羊を数える夜に

自分ってなんだ!?って思ってダラダラしてたら、もう30後半

僕を変えるスタート地点としてのブログ

小さな頃から、自分のことを発信するのが本当に苦手である。

 

 

自分のことを発信して、他人にどう思われるかが怖い、嫌われるのが怖い、否定されるのが怖い。

そんな風にずっと思って来た。

 

今も少し思っている。

 

でも、発信することで、嫌われるかもしれないけど、好きになってくれる人もいるかもしれない。

そのことを前回のブログで紹介した本から学んだのだ。

 

 

ふと考えて見ると、

twitterで「〇〇というバンドが好き」と呟いたら、同じ嗜好の方と出会えた。

 

たまたま仕事カバンに入れてあった好きな作家さんの本を見て「俺もその作家好き!」って言って話が弾み、お気に入りの本をオススメし合える仲になったお客様もいた。

 

 

自分が大好きなものを発信することで出逢えた人、仲良くなれた人はたくさんいる。

 

今仲良くしている仲間やいい関係を築けいている方は、好きなことを共有できる人がほとんどで、出会ったきっかけは自分がそれを好きだということを発信したことだったような気がする。

 

もちろん嫌われたり、否定されることもある。

 

でも、いいじゃん。世の中の人全員と仲良くなんて無理だ。

そんなの自分を殺して付き合う以外の方法が僕には浮かばない。

 

わかってくれる人がいることに感謝して、分かり合えない人もいることを受容する。

そしたらきっと、自分を殺さずに、自分に正直に生きていける。

 

だから、発信します。

35歳のおっさんのたわいもない日々を綴ったブログです。

ブログを書き始めたきっかけ

35歳になって、突然ブログを始めたのにはきっかけがあります。

 

この本を読んだこと。 

読んで、ハッとした言葉があった。

 

「あなたが今いる会社の上司は、10年後、20年後のあなたの姿だよ。」

 

毎日、重たい身体をなんとか持ち上げ、ため息を数えきれん程ついて、会社に行く。

会社に着いて、席に座る。隣には先輩の席。

 

しかし、先輩が定時に座っている確率は日に日に低くなっている。

 

1時間くらい遅れて登場した瞬間に、その場にある全てを吹き飛ばすくらいのため息。

そして、会社に来れなかった理由を語る。

その後も深い深いため息をつき、給料が安いと文句を言いながら仕事をして、帰って行く。

 

週末には休日出勤をし、週明けの月曜日、やはり1時間くらい遅れて来て「子供たちと遊んであげられない…。」とつぶやく。

 

ゾッとした。

 

俺、先輩の年齢まで、あと5年。

仮に、5年後に、あの姿を丸写しの自分になっているとすると、

今から5年かけて、徐々に徐々にあの姿になっていくのだ。

 

徐々に定時に会社に行けなくなって行く…。

ろうそくを吹き消す程度のため息は、徐々にその場の全てを吹き飛ばすレベルになる…。

給与に対する不満も解消されていない…。

子供ができても、育児に参加できない…。

 

5年後には、先輩はさらに5年後の自分を写す鏡になっている。

定年退職するまでずっと、その鏡を見て行くことになる…。

 

この環境を変えることは、おそらくできないだろう。

先輩だけに限らず、不満を持ちながらもそれを「ルールだから」と飲み込んで、仕事をしている人間ばかりが構成している会社。

中には、この状態を「素晴らしい会社」と賛美できるまでに染まった人もいるくらいだ。

 

 

何かを変えないと、いや、自分を変えないと5年後には「先輩」という鏡に写っているあの姿になる…。

 

 

で、安易だけど、ブログを始めてみた。

過去に何回かトライして3日坊主になったブログも今日で6日目。

「今日も書けた」という小さな成功体験を重ねて行くのはきっと自分の糧になる。

 

まずは、このブログを1週間続ける。

次は2週間…、1ヶ月、…と続けていきます。

 

この本との出会いに感謝。

僕のギター

ギターの話。

「羊を数える夜」の音楽を作るのに使っている相棒は、今年6月に出逢った。

 

買おうかどうか、迷いに迷った挙句、8月のある日、

資格試験が終わった開放感と、試験が全然できなかったという絶望感から

試奏もそこそこに買った1本である。

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この子は僕にとって、2人目のアコースティックギター

ちなみに、1人目のアコギちゃんは、中学生の時に父親に買ってもらい、今はクラシックギター用のナイロン弦を張って使っている。

 

 

この2人目のアコギちゃん、音が抜群に綺麗。

そして、小ぶりなボディーなので非常に軽く、腰痛持ちの僕には最高に優しい。

 

 いつかこの子と一緒に、自分の不眠症にお別れを告げることのできる曲を生み出せると信じている。

花束を君に

先日、記念日に奥さんに花を贈った。
お小遣いから買える価格の花束。
すごく喜んでくれたから、こちらもつられて嬉しくなった。

 

年に3回程度、記念日だなんだかんだと理由をつけて、花を贈るようにしている。

 

が、奥さんがその話を職場ですると
「うちなんてそんなことしてもらったことないわぁ…。」
「おたくの旦那さん、まめだねぇ…。」
と言われるらしく。

 

で考えたのだ。

もし奥さんの職場の方々の旦那さんに会う機会があったら提案してみようと思うのだ。
「奥様との記念日を、代わりに管理しましょうか?」
「なんなら、贈り物もこちらで代わりに準備しましょうか?」
と。

記念日コンシェルジュ的な仕事。
もちろん奥様の嗜好は旦那さんに探ってもらうけど、そのヒアリング方法までこちらで準備する、というサービス。

 

いいサービスだと思うのだ。
でも、長続きはしないサービスであるとも思う。

 

奥さんの喜ぶ顔を知ってしまったら、旦那さんたちは自分で動くようになると思う。

花束を贈った時の奥さんの笑顔。
あれはやばい。
こちらまで最高に幸せな気分になってしまうのだから。

 

今日はクリスマス・イブ。

世の男性たちよ。奥さんや彼女に花束を。

奥さんや彼女がいない人は、お母さんやお父さん、兄弟姉妹など大切な人に花束を。

今日くらい、世の中がちょっとした優しさに包まれますように。

バンド

「羊を数える夜」という名前の、自己満足のためのバンドをやっています。

 

ヴォーカル・わたし

ギター・わたし

ベース・わたし

ドラム・わたし

キーボード・わたし

コーラス・わたし

 

多重録音で、一人で楽しくやってます。

 

元々は仲間と一緒に、eastern youthGOING STEADYのコピーをやってました。

 

今は一人。自分の不眠症をぶっ倒すための音楽をやってます。

 

誰の耳にも届かない。届く予定もない。

そんな音楽をやってます。

ブログの名前は

このブログの名前「羊を数える夜に」。

 

悩んだら、きっとずっと決められなくなるからと、3分間で浮かんだ言葉から選ぶことにした。

 

結局、

「ビールはわたしのガソリンです」との2択。

 

「羊を数える夜に」になった。

 

理由は単純。

今やっている一人組バンドが「羊を数える夜」という名前であること。

将来の夢が、羊飼いであること。

そして、慢性的な不眠症であること。

 

不眠症が治らないのは、生活になんらか無理があるからだと思っている。

気付かない無意識のどこかで、無理をしてるからだと思っている。

 

羊を数えても眠れない夜に頭に浮かんだ言葉で出来た曲を歌うのがバンド「羊を数える夜」。

羊を数える夜を終わらせて、自分の人生を完全に自分のものにする方法を考える日々を綴るのがこのブログ。

 

そんな位置付け。

 

今夜もきっと羊を数えるよ。

通勤途中にいるアイツ

毎朝、通勤路に「おはようございます!」って言ってくれる小学生がいる。

先日、彼は俺のコートの端っこを掴んだまま、地下鉄の駅まで一緒に歩いた。

 

「学校楽しい?」と尋ねてみる。屈託のない笑顔で「うん!」と返ってくる。

逆に「仕事楽しい?」って聞かれたらどうしよう、なんてありもしない想像をして少し悲しくなった。

「またねー。」地下鉄の駅の前で彼と別れる。

階段を降りる俺を、見えなくなるまで手を振って送ってくれた。

 

俺はもう大人だから、屈託のない笑顔で笑う彼に(仕事とか生活とかを含めて)「大人は楽しいよ」と、言葉で、態度で、伝えていくべきだと思っている。

が、自信を持ってそう言えないのが現状なのだ。

 

彼に伝えたいのだ、大人は楽しいと。

そのためにはまず、自分が楽しまなくてはいけない。

 

その方法を見つけるため、今日も色々試すのだ。

明日も明後日も。

きっと必死に試し続けていれば、楽しいと言える日がくるはず。

もしくは、試すこと自体が楽しくなっているかもしれない。

 

「大人は楽しいよ」。とりあえず、ハッタリでもいいから言ってみようかな、

次に彼が俺のコートの端っこを掴んでくれた時に。