羊を数える夜に

自分ってなんだ!?って思ってダラダラしてたら、もう30後半

ブログを書き始めたきっかけ

35歳になって、突然ブログを始めたのにはきっかけがあります。

 

この本を読んだこと。 

読んで、ハッとした言葉があった。

 

「あなたが今いる会社の上司は、10年後、20年後のあなたの姿だよ。」

 

毎日、重たい身体をなんとか持ち上げ、ため息を数えきれん程ついて、会社に行く。

会社に着いて、席に座る。隣には先輩の席。

 

しかし、先輩が定時に座っている確率は日に日に低くなっている。

 

1時間くらい遅れて登場した瞬間に、その場にある全てを吹き飛ばすくらいのため息。

そして、会社に来れなかった理由を語る。

その後も深い深いため息をつき、給料が安いと文句を言いながら仕事をして、帰って行く。

 

週末には休日出勤をし、週明けの月曜日、やはり1時間くらい遅れて来て「子供たちと遊んであげられない…。」とつぶやく。

 

ゾッとした。

 

俺、先輩の年齢まで、あと5年。

仮に、5年後に、あの姿を丸写しの自分になっているとすると、

今から5年かけて、徐々に徐々にあの姿になっていくのだ。

 

徐々に定時に会社に行けなくなって行く…。

ろうそくを吹き消す程度のため息は、徐々にその場の全てを吹き飛ばすレベルになる…。

給与に対する不満も解消されていない…。

子供ができても、育児に参加できない…。

 

5年後には、先輩はさらに5年後の自分を写す鏡になっている。

定年退職するまでずっと、その鏡を見て行くことになる…。

 

この環境を変えることは、おそらくできないだろう。

先輩だけに限らず、不満を持ちながらもそれを「ルールだから」と飲み込んで、仕事をしている人間ばかりが構成している会社。

中には、この状態を「素晴らしい会社」と賛美できるまでに染まった人もいるくらいだ。

 

 

何かを変えないと、いや、自分を変えないと5年後には「先輩」という鏡に写っているあの姿になる…。

 

 

で、安易だけど、ブログを始めてみた。

過去に何回かトライして3日坊主になったブログも今日で6日目。

「今日も書けた」という小さな成功体験を重ねて行くのはきっと自分の糧になる。

 

まずは、このブログを1週間続ける。

次は2週間…、1ヶ月、…と続けていきます。

 

この本との出会いに感謝。