ブログを書き始めたきっかけ
35歳になって、突然ブログを始めたのにはきっかけがあります。
この本を読んだこと。
アソビくるう人生をきみに。 好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略
- 作者: あんちゃ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2017/12/14
- メディア: Kindle版
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読んで、ハッとした言葉があった。
「あなたが今いる会社の上司は、10年後、20年後のあなたの姿だよ。」
毎日、重たい身体をなんとか持ち上げ、ため息を数えきれん程ついて、会社に行く。
会社に着いて、席に座る。隣には先輩の席。
しかし、先輩が定時に座っている確率は日に日に低くなっている。
1時間くらい遅れて登場した瞬間に、その場にある全てを吹き飛ばすくらいのため息。
そして、会社に来れなかった理由を語る。
その後も深い深いため息をつき、給料が安いと文句を言いながら仕事をして、帰って行く。
週末には休日出勤をし、週明けの月曜日、やはり1時間くらい遅れて来て「子供たちと遊んであげられない…。」とつぶやく。
ゾッとした。
俺、先輩の年齢まで、あと5年。
仮に、5年後に、あの姿を丸写しの自分になっているとすると、
今から5年かけて、徐々に徐々にあの姿になっていくのだ。
徐々に定時に会社に行けなくなって行く…。
ろうそくを吹き消す程度のため息は、徐々にその場の全てを吹き飛ばすレベルになる…。
給与に対する不満も解消されていない…。
子供ができても、育児に参加できない…。
5年後には、先輩はさらに5年後の自分を写す鏡になっている。
定年退職するまでずっと、その鏡を見て行くことになる…。
この環境を変えることは、おそらくできないだろう。
先輩だけに限らず、不満を持ちながらもそれを「ルールだから」と飲み込んで、仕事をしている人間ばかりが構成している会社。
中には、この状態を「素晴らしい会社」と賛美できるまでに染まった人もいるくらいだ。
何かを変えないと、いや、自分を変えないと5年後には「先輩」という鏡に写っているあの姿になる…。
で、安易だけど、ブログを始めてみた。
過去に何回かトライして3日坊主になったブログも今日で6日目。
「今日も書けた」という小さな成功体験を重ねて行くのはきっと自分の糧になる。
まずは、このブログを1週間続ける。
次は2週間…、1ヶ月、…と続けていきます。
この本との出会いに感謝。