羊を数える夜に

自分ってなんだ!?って思ってダラダラしてたら、もう30後半

時間を少しスロウに

田舎へ帰る。

 

3歳から高校生までを過ごした街。

もう15年以上前に離れた街。

 

でも、街に入った瞬間、「自分の街に戻ってきた」という感覚になる。

無理をしなくて良い、というか、取り繕わなくて良い、というか。

安心して、ゆっくり時間を過ごせる場所。

 

 

しかし、色んなものがなくなっていた。

 

いつもCDを買っていたレコード店。

楽器や周辺機材を買っていた楽器店。

親と一緒に買い物へ行った地元のスーパー。

たまにしか連れて行ってもらえなかった街中のデパート。

家族でご飯を食べた小さな食堂やラーメン屋。

バスを待つために友達とよくたむろしていたビル。

そのビルにあった「バナナ焼き」の店。(移転していた)

住んでいた家の近くのコンビニ。

バイトしていたレンタルビデオ屋。

昔住んでたアパート。

友達が住んでいた家。

 

 

反面、新しくできていたものもある。

 

街中と郊外をつなぐ橋。

大きな商業施設。

全国展開のチェーン居酒屋。

新しくて大きな駅。

動物園目的の観光客を受け入れるためのホテル。

 

 

時代は 移りゆくもの。受け入れなくちゃ。

 

でも、やっぱり寂しいな。

あれがなくなって、これがなくなって。

 

 

本当に色んなものがなくなってた、でも、街に入った瞬間やはり「自分の街」だった。

少しだけだったけど、スロウな時間の中で、自分を取り戻せる時間だった。

 

 

 

2日間故郷で過ごし、ものすごく雪深い美唄で1泊し、札幌に帰って来た。

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札幌、やっぱりうるさい…。

 

 

もっと頻繁に帰れるように、いや、近いうちに「自分の街」で生活できるように、自分のスキルを磨いてどこでも生きていける人間になるぞ。

孤往独邁

年が明けて、仕事を3日間こなす。

 

この仕事を65歳までやるなんて耐えられん。

いや、40歳まで、でも嫌だ。

いや、明日だって行かなくていいなら行きたくない。

 

 

なぜ嫌なのだろう。なぜ明日行きたくないのだろう。

きっと、自分のポリシーとは違うことを「これは仕事だから…」と無理矢理に自分を納得させてやっているからだ。

 

でも、これを続ける意味はあるのだろうか。

ずっと考えている。

このまま続ける必要があるのだろうか。

 

 

と思っていたときに知った言葉「孤往独邁」。

高校生の頃から影響を受け続けているKEMURIというバンドのニューアルバムのタイトルだ。

 

「周りの言うことに左右されず、自分の信じた道を突き進む。」

 

これを貫くには、他人とぶつかることもあるだろうし、嫌われることもあるだろう。

食うに困ることもあるかもしれない。

それって怖いよね。

自分も、独立を目指す上で漠然と不安に思っているポイント。

 

でも、そんなもんを恐れているうち、人生は変わらない。

 

憧れる言葉「孤往独邁」。

今年、体現していきたい言葉「孤往独邁」。

 

今年は、解雇される覚悟で、人に嫌われる覚悟で、「孤往独邁」を体現していきたい。

2018年やることリスト

こんばんは。

 

今年のやることリストを作りました。

 

もう35ですよ。

いや、まだ35ですよ。

チャレンジ精神を忘れないように色々やる、そう決めて考えたやることリスト。

 

・健康を手に入れる。

・職場以外で活躍できる場を作る。

・ブログをマネタイズする。(まずは月1,000円を目標に)

・(6年落ち続けている)社○士資格をとる。

・妥協のないオリジナル曲を月に1曲つくる。そして発表の場をもつ。

 

・子供が欲しい。

(最後のは願望。)

 

 

一個前の記事でも書いたのですが、今年は「健康」がテーマ。

自分の身体のキャパシティをきっちり知るため、自分の身体ときっちりお話をした。

 

自分の身体の調子が崩れるタイミングは、ストレスフルな状態が続いた時。

 

特に、自分のポリシーと反したことを「仕事だから…」と諦めて遂行した時。

 

だから、今年の裏目標は、「仕事を辞めること」。

いや、「自分の人生を誰にも任せない状態を作ること」と行った方がかっこいいね。

 

そこに向かって、今年を生きる。

 

でも、今年の目標もあくまで通過点に過ぎない。

死ぬときに笑って死ねるように。

生きた意味があった、と自分を認めて人生を終えられるように。

2018年のテーマ「ド健康」

今年のテーマは「ド健康」。

 

2017年末、奥さんが風邪をひく。

忙しかった12月の仕事が終わった瞬間、油断し、風邪に付け込まれたのだろう。

 

病院へ付き添う。

年末の病院は当然のように混んでいて、待ち時間が長い。

 

どうしても下がらない熱、消えない頭痛をどうにかするため、計3回病院に行った。

そのうち1つは片道30分。

着いてみたら「50人待ちです。」。

結局5時間かかってみてもらった結果、「風邪ですね。」。

 

そして、大晦日も元旦も絶食状態で横になり続けた奥さんの風邪は1月3日、ついに治った。

 

大好きなビールも飲めず、11月に親戚からいただき「正月に食べる!」と大切に取っておいた毛蟹も食べられず、初売りもいけず、という散々な正月を過ごした奥さんにかける言葉がなかった。

 

そういえば、2017年2月、僕も体を壊した。

仕事で官庁に行き、気の知れた窓口職員さんとお話をしている最中にお腹に激痛…。

うずくまる僕に、隣で話を聞いていたベテラン職員さんがくれた言葉。

「体調が悪い、と言うのは、体のどこかが悲鳴をあげている、そのサイン。それは、食生活なのか、ストレスなのか、キチンと自分の体とお話をしなさい。」

 

そのまま病院に行き検査。ストレス性の持病が増悪していた。

昨年はその持病を引きづり続けた一年だった。

 

 

今年は健康を思いっきり意識する。奥さんとともに。

 

身体の、そして、精神の。

 

ストレスをため続ければ、体にサインが出る。

食生活に気をつけないと、やはり体にサインが出る。

 

 

運動をしよう。

食生活を整えよう。

ビールを減らそう。

趣味を楽しもう。

痩せよう。

そして、仕事の仕方を見直そう。

 

生活全体を整えよう。

そう話し合った。

 

今年のテーマは「ド健康」。

今年の5枚

2017年最終日。

勝手に決める今年の5枚のお話。

 

【選ぶ上での基準】

・アルバムもしくはミニアルバム

・2017年発売(収録曲の個々の発売年は問わない)

・邦楽、洋楽は問わない。

・ この5枚の中での順位はありません。

 

Hi-STANDARD / The Gift

選ぶ上での基準の中で「順位はありません」と書いたけれど、やはりこのアルバムが2017年のNo .1の作品。

 

長いこと待った。

どうせ帰ってこないと思ってた。

2011年に帰ってきてくれて、AIR JAMもやってくれて、POWER STOCKにもライブやりにきてくれて3人で演奏している姿を目の当たりにしても、どうせまた喧嘩して、活動を休止すると思ってた。

本当の意味で帰ってきてくれる日なんて来ないと思ってなかった。

 

でも、本当に帰ってきてくれた。

「The Gift」がYouTubeにアップされた日、職場の自分の席で見て、恥ずかしげもなく泣いた。

待ちに待った発売日、フルで聴いて、一人で騒いで、泣いた。

ツアーでもアルバム収録の新曲たち、休止前の曲たちを聴いて、泣いた。

 

ずっと喧嘩してたなんて思えないくらい、綺麗に一つになる3人の音。

タイトル通り、最高の「ギフト」をもらった。

 

今後の活動が本当に楽しみでならない。

 

 

Cocco / 20周年記念 Special Live at 日本武道館 2days ~一の巻×二の巻~

高校生の時に「ブーゲンビリア」というアルバムと出会ってから、ずっと彼女の音楽を聴いているのだけど、今回のライブ盤で聴く「やわらかな傷跡」は「ブーゲンビリア」当時とは全然違う。

 

Coccoの声がものすごく強くなっている。

 

「やわらかな傷跡」だけではなく、どの曲も「強く生きるために歌う」をそんなメッセージを(勝手に)感じてしまう強さがある。

 

個人的なハイライトは「風化風葬」「もくまおう」。

どちらの曲もやっとこの歌詞を心の底から自信を持って歌えるようになったのではないかと思う。

そんな彼女の変化を体感できることにとても大きな意味のある傑作。

youtu.be

eastern youth / SONGentoJIYU 

イースタンユースに関しては、書くことがない。

メンバーが変わろうが何があろうが毎回名作を作ってくれて、最高のライブをやりにツアーを回ってくれる。

 

早くまたライブが観たい。

 

乃木坂46 / 生まれてから初めて見た夢

年間のベストアルバム5枚にアイドルのアルバムを選ぶだなんて、「 ロック、パンク以外は音楽じゃねぇ」て思っていた高校・大学時代の僕が知ったらびっくりするだろうな。

 

歳は取ったけど、今もロックやパンクが好きな僕が、本当に良いアーティストだと感じてハマってしまったのが、この乃木坂46です。

 

本当に素晴らしい曲が多いのだけれど、その中でも、1枚目のアルバムに「僕がいる場所」、2枚目のアルバムに「きっかけ」という個人的な名曲が存在した。

今回も「設定温度」という個人的な大名曲が入っていた。

 

ちなみに、この「個人的な名曲」の選考基準は、バンドでカバーしてみたい曲です。

要はこのアルバムを、僕はロックアルバムとして捉えています。

 

昔の僕のように「〇〇以外は音楽じゃない」みたいな考え方を持って、音楽の食わず嫌いをしている方がいたら、ぜひ聴いてみてほしい一枚です。

「設定温度」のMVがなかったので、名曲「サヨナラの意味」のMVをば。

 

竹原ピストル / PEACE OUT

まさかこんなに売れるとは夢にも思わなかった。

オッサンが唾飛ばして汗飛ばして熱い言葉をがなっているのだ。

 

かっこいいお兄さん達がみんなで楽しめるダンスを踊ったり、綺麗な女の子達がみんなで歌える歌を歌ったり、そんな小綺麗な楽曲たちが流行ってる時代に、こんな売れるなんて微塵も思わなかった。

 

でも売れた。いや、当たり前か。

本当に心にグサッと刺さる楽曲ばかりのアルバムだ。

前作、前々作は名曲は多いが弾き語りではなく、いろいろ付け加えられたアレンジが竹原ピストルの良さを少し削ってしまっていた印象だった。

 

今回は弾き語りの曲がきっちり収められていて、彼の声を、魅力を十二分に伝えられる作品になっていると思う。

 

もうドンドン売れて行ってほしい。

たくさんの人に声を届けてほしい。

でも、小さい箱でのドサ回りは続けてほしいな。

youtu.be

 

 

 

と言うことで、5枚を必死に考えて、拙い表現力で書いていたら、2017年があと1時間になっていた。

 

来年もたくさん良い音楽に出会いたいなぁ。

たくさん聴いていきたいと思います。

忘年会という幻想

忘年会。

 

自分の会社でも毎年のように行われる。

忘年会の会場となる居酒屋内には、他社の忘年会もいっぱい行われている。

 

で、だいたい聞こえてくるのは「来年も心機一転頑張りましょう!」的な声。

年が変わる、そこで心機一転。

 

もちろんいいよ。

でもね。1年で1回のでいいの?

 

1ヶ月前の自分と今の自分は違う。

1週間前の自分と今の自分は違う。

1日前の自分と今の自分は違う。

1時間前の自分と今の自分は違う。

 

極論だけど、1秒前の自分と今の自分は違う。

 

 

だからさ、「忘秒会」ってどう?

1秒ごとに生まれ変わるんだ。

 

1秒単位で人生を大切にできる方が、きっと楽しく生きられる。

 

 

1年単位で生まれ変わる感覚を押し付ける「忘年会」は要らん。

(出るも出ないも自己判断だと思います。)

 

勝手にやりませんか、自分だけの「忘秒会」。

私は貝になりたい?

仕事納めの日。

 

どうしても行きたい場所があり、早くに家を出て、仕事前に行ってきた。

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凍ってた。

川、凍ってた。

 

本当は、写真に写っている飛び石を渡って、そこからの景色を写したかった。

「keep out」って書かれたテープに阻まれ、やめた。

 

凍った水面に引っかかって流れるせせらぎ、もっと近くで聴きたかったなぁ。

 

 

で、職場に到着して年間の評価面談、…ボロカス。

 

業務中に会社の不満を少しでも口にする契約社員やパートさんを注意して、口に出すことをやめさせることのできない正社員(俺)は低評価…。

 

不満ってのは、会社を良くしていくために、役に立つ意見だ。

経営者が自分の経営の健全性を測る指標の一つだと思っている。

 

でも、それをブロックして経営者に届かないようにする者が高評価になってしまうと、経営者は裸の王様と化すだけだ。

 

今朝見た川のようだ。

すでに凍りきってるね。

経営者のもとへ、水は届かない。

 

どうせ届かない「意見」を届けようとしたら「不満」として捉えられて、

低評価されるどころか「反逆的な人」「(社長側の)みんなの敵」というレッテルと

貼られてしまう。

 

だから、私は貝になりたい

一言も喋らず、自分の考えを口にしなければ、評価される。

だから、私は、貝になりたい。

堅く口を閉じる貝になりたい…。

 

 

んなわけない。

 

 

限りある人生。時間ってものすごく重要だ。

それを投資する仕事に、迎合やらおべっかなんて要らない。

バカ臭いよ。

 

だから、クビ覚悟で好き勝手言っていく。

自分から辞めてもいいから言っていく。

 

私は貝にはならない。

貝には絶対にならない。